KAPLの12月の展覧会は、「みる」をみる!展。
この展覧会では、鑑賞者の「みる」が次々に蓄積し残っていく仕掛けをします。
その仕掛けとは、ふきだしカード、ボイスレコーダー、ビデオを使って、前の鑑賞者の作品を「みる」ことをみれることです。
作品をみて思った事や発見したこと、感想などの自分の意見をふきだしカードに記入し作品の周りに貼っていきます。
また作品を通して生まれた会話をボイスレコーダー、動作をビデオで記録します。
難解な現代アートに限らず、私達は《分からないもの》に出会った時、何だろう?と自分の知識や経験を基に、目の前にあるそれを理解しようとします。
しかし、それでも分からない時、どうするでしょう?
多くの場合、他人に意見を求め、自分の意見と照らし合わせることで、もう一度「分からないもの」を「みる」のではないでしょうか。
今回の展覧会で出会う作品又作品を通して生まれた、自分の意見と似ていたり、間逆だったり、思いがけなかったりする仕掛けでみることのできる「みる」を是非体感しに来て下さい。
たくさんの人の作品を通して生まれた「みる」の連鎖で、自分の価値観に一石を投じる機会になれば幸いです。
「みる」をみる―みるの連鎖で自分をみる―展
会期:2008年12月20日(土)・21日(日)
時間:午前11時~午後7時
場所:KAPL―コシガヤアートポイント・ラボ
費用;入場無料
出品作家:浅見俊哉・大澤加寿彦・浜野絵美(予定)
展覧会関連イベント:出品作家によるパフォーマンス&ギャラリートーク
2008年12月21日(日)午後5時~午後6時
皆様のご来場をおまちしています!