・KAPL2009年8月の企画展のご案内です。
今月は、『5750分』展と題しまして「美術教育の時間」に焦点を当てた展覧会を行います。
テーマは「アートミッション#1
5750分展―生き残れ!美術教育!―」
今日、
中学校の中で行われている「美術」の時間は「5750分(約4日間)」です。
決して十分とは言えないその時間を使い、現役美術教員が丸4日間作品制作に取り組みます。
新しい指導要領から選択教科で美術も消えてしまうので特別なことがなければこの時間が義務教育の美術の時間のすべてです。
果たして、この時間は多いのか少ないのか、この時間で、一体何を生み出すことが出来るのか?アクションを起こします!
今回、いつも生徒に与えている美術の時間をまとめて3年間分、教師である自分自身がくらってみる企画です。
合わせて、
自分自身の日々の授業実践を白日のもとにさらし、お互いの実践を共有する企画。
必修と選択、中高美術教育を考える企画(進行:埼玉県立越谷南高校:田中教諭)。
一般の人も交えたお茶を飲みながら美術教育について話し合う「お茶の間美術談義」。
やりっぱなしにならないよう、報告会も企画しました。
ぜひ、皆さまお誘い合わせのうえ、会場にご来場いただき、熱い焚き木を焼べに来てください。
さらに、今後美術の時間をより充実させる為には、美術教育の価値や問題点についての意見交換やネットワークづくりが必要です。
13日には、
埼玉県立近代美術館で今回の展覧会の報告会を行い、さまざまな方との協議の場も設けたいと思います。真夏に負けない熱さを持った企画を通して「美術」を再考できる機会になれば幸いです。
会期:2009.8/8(土)・9(日)・10(月)・11(火)
公開制作日時(ご来場頂ける時間です): 9:00-21:00 (10日は18:00-21:00)
会場:KAPL(コシガヤアートポイントラボ)
料金:入場無料
展覧会関連イベント:
○美術教育について話そう!
2009.8.8 (土) 15:00~17:00
進行:田中康裕(埼玉県立越谷南高校)+作品制作者
○「5750分展」活動報告会
2009.8.13 (木) 14:00~16:00
場所:埼玉県立近代美術館二階講堂
(JR京浜東北線北浦和駅西口下車徒歩3分)
http://www.momas.jp/
作品制作者:
廿楽 紘子(春日部市立武里中学校)
柴 直子(鳩ケ谷市立鳩ケ谷中学校)
島田 温子(加須市立加須西中学校)
浅見 俊哉(八潮市立八條中学校)
どうぞよろしくお願いいたします。