つぎは僕らの番。一同河川敷へ。
いきなりベッドを発見。幸先の良いスタートです。
きちづくり、BBQの焼き場づくり、ハンモックづくりが同時に行われます。
発見した自転車のホイールにワイヤーを回して細かい網目をつくっています。
何に使うかはお楽しみ。
だんだん出来上がってきました。中の様子はこんな様子です。
ハンモックも完成。漫画の持ち込みも大丈夫です。
聖火ランナーの登場!!
点火が行われます。
点火!!!
これが本当のホイール焼きです。
途中で散歩している男性が参加され、食べ物を頂きました。
そして夜は更けていきます。泊まる準備も万端で、さらに“きち”らしい雰囲気に。
ちなみに焼き場はもちろんきれいに片づけました。
翌日。きちで一晩明かした参加者で記念撮影。
朝ごはんは河川敷の薬草が入ったうどんをおいしく食べました!!
学び塾の子どもたちも参加!!昨日作った自分たちのきちを持ち出します。
子どもたちのきちを繋げて増築。玄関には花を飾ります。
アクロバットなポージングです。
子ども達のご両親も遊びに来てくれました。子ども達と一緒に獲物を狙います。
最後は皆で記念写真。
今回ひみつきちを募集したところ、15基集まりました。
それらを見ていると、実に様々な場所で作り、一人あるいは友人と作っている事が分かります。
また共通して多かったのはほとんど小学生の頃に作ったということでした。
この理由は筆者の場合、最初に感じた“ひみつきち”だったからです。
初めてのきちにとても興奮した記憶は今でも鮮明に覚えています。
だからその後も、機会がある度に “ひみつきち”を作り友達と遊んでいました。
しかし、中学生以降になると、きちを作って遊ぶことはほとんど無くなりました。
なぜでしょうか?
それはひみつきちが別の形に変わっていったからです。
ひみつきちの楽しさとは、”能動的で発展的に作ること”と″空間やそこだけの決まりごとを友達と共有し、時間を共にすること”にあります。
つまり友達の部屋や、部室でそうした時間を過ごしていた私は、場所や形を変えて作っていたと言えます。
さらに言えば、“ひみつきち”を作っているのは子どもだけでなく、多くの大人も今なお作っているのではないでしょうか。
本企画を振り返ると、今のひみつきちづくりの原点を思い出すとともに、誰かと何かを共有するということが、とても楽しく、大切なことなのだと改めて感じる事ができました。
最後に参加された皆様大変お疲れ様でした。
記事:渡辺
写真提供:浅見