【KAPL2月の企画】
去る2/11(土)
KAPL創造力の学校−1時間目−
カメラをつくってトリックムービーを撮ろう!
が開催されました。
前半は、浅見俊哉が、カメラオブスクラの歴史を説明。
紀元前4世紀のアリストテレスから17世紀多くの画家がカメラオブスクラを用いた歴史を概説。
KAPLの窓に虫眼鏡を取り付け、空間全体を巨大カメラにし、天地左右逆像を部屋の中に写します。
その後、光の屈折についての理科の問題にチャレンジ!中学校の時に習った懐かしい問題に参加者一同苦戦!
そして、段ボールと虫眼鏡を使ってオリジナルのカメラオブスクラを制作。
簡単な工作で天地左右逆像がスクリーンに映った時の感動はデジタル全盛の今、とても新鮮に感じられます。
出来たカメラの写りを楽しむ参加者の皆様
ポートレートもこんなに素敵に写ります
様々なカメラを使い映像の原理を説明
後半は、浅沼奨が映像の原理と今回カメラオブスクラとスマートフォンでつくるムービーについてレクチャー。
「ワイプ」という技法を用いて天地左右逆像とスマートフォンの映像を重ねる動画をつくるコツを伝授。
さらに、普段見ている映像でしかできない表現やCMの事を分かりやすく説明。
撮影は完成のイメージに近いシュチュエーションを得るため何度も撮り直しを重ねます。
特に、目で見ている像と天地左右が逆になるカメラオブスクラでの撮影に参加者一同苦戦。
モデルの動き方やカメラのアングルなどを工夫しながら撮影を楽しみました。
完成したムービーはこちら!
ワークショップ後のアンケートでは、
・カメラを作れることと他の方の作品が見れて良かった。
・編集でいろいろ難しいことも挑戦したくなる良いプログラムでした。
・カメラとムービーの原点がわかり、実際にたくさんの参加者と一緒に作ることができ楽しかったです。
・カメラの仕組みを体感できて楽しく学べました。動画も今後自分でつくっていきたいなと思います。
・視点が全く異なった映像を作れておもしろかったです。
という意見がありました!
カメラオブスクラというカメラの原点を知ることで、今まで見ていた視点と異なる視点が新鮮だったようです。
また動画作品に関しては、この経験を通して次の作品をつくってみたいという前向きな意見が多く次回の作品がどのようなものになるのかとても楽しみです。
最後に、参加していただいた皆様へ深く御礼申し上げます。
次回の「KAPL創造力の学校」にもご期待ください。
以下企画概要
KAPLがこの度「KAPL創造力の学校」を設立!
代表の浅見が「さいたまトリエンナーレ2016」のアートプロジェクト「SMF学校」のコーディネートによって得た経験を基に新たに、KAPLのメンバーと共に越谷でアートの場づくりを展開します。
今後は幅広く様々な表現者が集まりワークショップやレクチャーを行っていく予定です。
設立記念授業は「映像」をテーマにした2人の作家のワークショップを開催。
ダンボールでカメラをつくり写真の原理を体験します。その後そのカメラを使って身体の動きを工夫した映像を撮影します。どうぞお気軽にご参加ください!
天地左右逆像に移る世界とスマホで写る世界を基にオリジナルムービーをつくりましょう!!
KAPL創造力の学校−1時間目−
カメラをつくってトリックムービーを撮ろう!
●日時:2017年2月11日(土)13:00-16:30
●講師:浅見俊哉(写真作家・KAPL代表)・浅沼奨(映像クリエイター)
●授業料:2500円(学生2000円)材料費込
●申し込み:・お名前、ふりがな ・年齢 ・〒(郵便番号)、住所、電話番号 ・メールアドレスを明記し、
E-mail(kaplschool@gmail.com)でお申し込み下さい。9歳未満のお子様は保護者同伴でお願いします。
プロモーション映像制作:浅沼奨
関連リンク
●Shunya.Asami - Portfolio
http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami
●浅沼奨映像作品@YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC1PzZRfQa13Vvq3CZQgGFyw
●さいたまトリエンナーレ2016・アートプロジェクト「SMF学校」
http://smfartschool.wixsite.com/saitama