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初笑い展4レポート<後編>

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「初笑い4」

様々な「笑い」をテーマに、11人のアーティストが作品を展示しました。以下、28日に行われたレセプションでのギャラリートークより、解説とあわせて作品を紹介レポート後編です。


アーティストNo.6 : 柳原敬

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「HEAVEN's NOTE」

ブラックジョークで行ってみようと思って、今ホットな残業時間について振り返った。100何十時間の残業時間があった時代から考えると今はかなりまともだと思う、というブラックジョークを明細で表した。
ヘブンズノートというノートを作った。死なないようにどうやっていくか、例えばどう会社を辞めるかなど書いてあります。ぜひ読んでみてください!



アーティストNo.7 : 山口愛

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「どこでもドア」
「このてのドア」
「みこでもペア」
「とってもピュア」
「さかなとベア」
「これでもドヤ」
「じんせいとは」

カプルの今年度のテーマは「ドアをつくる」。なので実際にドアを作ってみようと思ったのが着想。笑う門には福来る、ということわざを作品にしたく、今の時代の門、とは家のドアだと思った。ドアを開けた時に少しクスッとなってくれたら、いいことが寄ってくるんじゃないかと思って作った。言葉遊びのタイトルづくりは、カプルメンバーの大澤さんから協力してもらった。「人生とは」は、人生とはの答えをつかもうとすること自体がナンセンスである、でも答えを見たくて、見えないことにモヤモヤする気持ちを作品の仕掛けにした。




アーティストNo.8 : 渡辺範久

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「News」

2016年に起きたイギリスのEU離脱の国民投票とアメリカ合衆国の大統領選挙について、信じられない結果となった。
それは世界中がテロの脅威に晒される中で、先進国はどうあるかといった僕の常識と世界の常識のズレを感じた瞬間でもあった。

その中で今回、先の二つを中心に昨年から起きたニュースを編集し、またその中にフランス大統領選挙とアメリカ政府がメキシコとの国境の壁建設の予算を成立させた等の虚構記事も入れ込み、新聞を作った。
作った虚構記事は、これまでの常識からすれば、ありえないことなのだが、もはやその境があいまいで、容易に起こり得る時代ではないかと思っている。

ただ、新聞の最後に、今年の8月にロンドンで行われる世界陸上で、国の異なる選手同士が助け合う記事を書いて見た。
宗教、民族、経済とあらゆる他者との相違が争いの火種になる中で、すでにスポーツの世界では、それらを乗り越えて、互いに認め合い、助け合うことができていること書きたかった。そしてこの記事だけは真実になってほしいと願っています。





アーティストNo.9 : Caneton

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「Jazz 3題」

「中指たてて、顔上げて」というエッセイブログを書いていて、そこから抜粋した。荻窪でひどい演奏をして、嫌になっちゃって書いたテキスト。歌も歌い、作曲もしている。その中の一部を紹介しました。ジャズの曲を翻訳したり、曲紹介をしたりしています。

鑑賞者の感想
「気持ちわかります!」
「訳が素晴らしいです」




アーティストNo.10 : 小宮貴史

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「VR拡張キット(健康にもgood)」

実際に見て触ってもらいたい。VR、仮想現実をあらわす言葉。まるでそこの世界に没入しているようにゲームができるシステム。でもまだ重力などは実現できていない。
もっと仮想現実に没入できるシステムを100円ショップにあるもので作れないか考えた。
人工芝で、芝生を歩いている気持ちになる。あと健康的。弓をひいているみたい。あと健康的。マスクをつけるとガスマスクをつけているよう。体力がなくなったら握力トレーニングも。今後VRがもっと流行ってきたら、関係ない物も関連づけて売る会社が出てきそうだな、という発想から。あと健康的であることに着目しました。VRシステム拡張キット、3980円、というイメージです

鑑賞者の感想
「ソニーが出すかもね!」




アーティストNo.11 : 加藤

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「月のほほえみ」

田舎で暗い夜道、汽車を降りて家に帰る中、月がずっとついてきて笑っている感覚が心に残っている。月を立体にして、つれて歩くイメージで作った。これをカバンなどに入れて持って歩けば、いつでも寂しくないよ、というメッセージをこめています。

鑑賞者の感想
「東北の景色を思い出しました」


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2017年のKAPLが、来場して下さった方々との笑顔でスタートできたこと、とても嬉しく思います。今年もワクワクする場を作っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
by kapl | 2017-02-05 21:59 | 2017.1月の企画

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