2008.10.11(土)、12(日)の2日間行われたKAPLでのChoice! one piece 展をレポートします。
10月の企画展『Choice!ワンピース展』は、「おしゃれワンピ専門店 ワンピース」に協力をいただき、実現した展覧会です。
今回の展覧会で注目したのは、「選ぶ」という行為です。
服を選ぶ時、あなたは何を想像し、その一着を選んでいるでしょうか?
持っている服とのコーディネート、着て出かけたい場所、着て会いたい相手、
さらには来た時の気分、感情などのメンタル的なものまで想像しています。
男性の方は、ワンピースの色や形からそれぞれイメージする女性が異なるかもしれません。
この「選ぶ」時に行う想像は、美術作品をみる時ととても似ています。
作品をみているのに自分自身のことが分かったり、他人について考えたりするという点がとても似ているのです。
それを考えると「選ぶ」という行為は自分自身を認識する行為でもあるといえるのではないでしょうか。
来場者の方の声の中には、
「洋服屋では服全体を見ていない。こうして展示されると自分自身の姿を想像できる」
「着ていく場所を考えるとわくわくした」
「妹に似合うものを!と考えると難しかったが妹をこんなに想像したことは実はなかった」
「これからの季節、暖かいものがほしい」
「ここ、ギャラリーじゃなくていつからブティックになったの?」
「記憶のワンピースをみて、ほかのワンピースのイメージを想像した」
「明日着るものがほしい」
などたくさんの声がありました。
11月の企画もお楽しみに!
最後になりましたが、お忙しい中ご来場くださった皆様「おしゃれワンピ専門店 ワンピース」の乾様、KAPL維持会員の皆様、会場の設営を手伝ってくれたMAPスタッフに深く御礼申し上げます。